田んぼ再生プロジェクト 最終段階

4月5日土曜日、相武山小学校にて「田んぼ再生プロジェクト」の防水シートの貼り付け作業を行いました!

このプロジェクトは、相武山小学校の創立50周年を記念した取り組みのひとつ。水漏れがひどくなっていた田んぼを、復活させようと、コツコツと進めてきました。今回の作業は、以前子どもたちと一緒に行った「田んぼの土を抜く作業」の続き。いよいよ田んぼらしい形に仕上げる段階に入りました!

まずは、長年使われて固くなった古い防水シートをすべて取り除くところからスタート。溜まった雨水との格闘でした。

その後、次の工程を進めていきました:


新しい防水シートをカット&つなぎ合わせ

新しい防水シートの取り付けに向けて、まずは大きくつなぎ合わせた防水シートを田んぼの形状に合わせてカットします。慎重に長さと角度を確認しながらの作業ですが、10mを超える長さに悪戦苦闘・・・体育館の使用予定も入学式の準備が済まされており断念せざるを得ず、廊下での作業になりました。

つなぎ合わせる際は、シート同士が隙間なくしっかりと接するように慎重に粘着テープでつなぎ合わせます。つなぎ合わせ部分にシワなんかがあると水漏れの原因になりかねないので、この工程は特に重要です。


防水シートを敷き詰める

カットしてつなぎ合わせた防水シートを、田んぼの底に敷き詰めていきます。シートが非常に大きくて、取扱いが大変でしたが、親じ会のメンバーと後藤先生、20人近くが集まり、みんなで力を合わせて作業を進めました。

体も頭も使う作業で、だいぶ疲れてきたのもこの時間帯か?


フラットバーで固定!

最後に、防水シートが動かないようにフラットバーを使ってしっかりと固定していきます。フラットバーはステンレス製で、強度があり、長期間使用するにも耐えられる材料です。シートが風や水で動かないように、しっかり固定していきました。コンクリートに穴をあけていく作業は、根気のいる作業でしたが、職人気質のメンバーが多い親じ会です。問題なく作業は進みます。


「今夜は桜見ながら呑めるかな?」そんな声も聞かれるようになると、潮時。シートの余長のカットと、滑り止めの施工を残して、今日は作業完了。

GW明けには5年生がいよいよ田植えを始める予定と聞いています。子どもたちの思い出が詰まった田んぼで、秋には美味しいお米が収穫できることを期待しています!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です