もうかれこれ、卒業生にお祝いのビデオを作り続けて６作目。
コロナ禍を跨いで、我ながらよくやって来たと思う。
毎回楽しく作っているが、実は結構、真面目に考え、企画し、製作している。子供たちの心動かすにはどういう演出がいいのか？記憶に留めるにはどういうテーマがいいのか？そもそも、何を思い出に残そうとしているのか？毎回、悩み苦しみながら作っている。
2017年度は「先生と親じ会が一緒に唄ってる！」と驚かせたかった。
2018年度は GoogleMapの航空写真でたくさんの地域の目を表現したかった。
2019年度は 学校の中を練り歩く映像で、小学校の思い出にしてほしかった。
2020年度は コロナ禍でも負けない親じの活動で勇気づけたかった。
2021年度は 本当は子供たちの前で歌いたかった。
今年は、昨年のリベンジ。ついに子供たちの前で唄うことができた。さらに卒レクのイベントをたくさんのカメラで撮影し、特別な思い出にしたかった。イベント当日の子供たちの顔を思い出すと、当日は思いっきり楽しんでくれたに違いない。その思い出を更に鮮明な記憶として脳裏にとどめてもらえるよう、イベントの盛り上がりを再現できるように工夫したつもりだ。
あいにく、この場では映像を公開することはできないが、明日の卒業式では子供たちに配布される。楽しんでみてくれるといいなぁ～
ちなみに毎作ごとに親じバンドの演奏を録音してきた。今年はサンプラザ中野くんのRunnerだ。動画の中のリレー競技のBGMとして使われている。昨年までは卒業ビデオへの演奏シーンの露出が多かったが、今年は殆ど使われておらず、配布用ビデオとは別に制作した。当然のことながら、配布用ビデオに割く時間に比べて、製作時間は極めて短いものであったため、完成度は低くメッセージ性は全くないので、ほぼ自己満足になっているが、我々の密かな楽しみとして。